ネズミ対策にファブリーズは効く?【一時的な忌避効果】香りの種類で効果2倍&持続時間6時間
【疑問】
ファブリーズのネズミへの効果はどのくらい続くの?
【結論】
通常の室温で4〜6時間程度の忌避効果が持続します。
ただし、湿度が70パーセント以上の環境では効果時間が半減するため、状況に応じて噴射の頻度を調整する必要があります。
ファブリーズのネズミへの効果はどのくらい続くの?
【結論】
通常の室温で4〜6時間程度の忌避効果が持続します。
ただし、湿度が70パーセント以上の環境では効果時間が半減するため、状況に応じて噴射の頻度を調整する必要があります。
【この記事に書かれてあること】
「まさかネズミ対策に消臭スプレーが使えるの?」そんな疑問を抱えている方も多いはず。- ファブリーズには一時的な忌避効果があり4〜6時間持続
- 香りの種類はハーブ系と柑橘系が特に高い効果を発揮
- 夕方の噴射で夜間の侵入を防止する効果を発揮
- 玄関マットの下や換気扇周りなど重点箇所への使用がポイント
- 食品や電化製品への直接噴射は避け安全な使用を心がける
実は、ファブリーズにはネズミを寄せ付けない効果があるんです。
でも、誤った使い方をすると逆効果になってしまうことも。
「香りの種類で効果が2倍違う」「効果持続時間は6時間」など、意外と知られていない活用法があります。
今回は、身近な消臭スプレーで手軽にできるネズミ対策の秘訣をご紹介します。
【もくじ】
ネズミ対策にファブリーズは本当に効果があるの?
- ファブリーズの「一時的な忌避効果」に期待大!
- 毎日の噴射で「効果持続時間」が4〜6時間に!
- 天井裏への直接噴射は「逆効果」でNG!
ファブリーズの「一時的な忌避効果」に期待大!
ファブリーズは確かにネズミへの忌避効果があります。ただし、その効果は一時的なものです。
「もう困っているんです。ネズミが家に入り込んできて...」そんな声をよく耳にしますが、実はファブリーズを上手に使うことで、ある程度の効果が期待できるんです。
強い香りを嫌うネズミの特性を利用した対策で、特にハーブ系の香りには高い忌避効果があります。
ネズミは鋭い嗅覚を持っているため、強い香りに敏感に反応するのです。
具体的な効果としては、以下の3つが挙げられます。
- 侵入しようとする場所に近づかなくなる
- 普段の通り道を避けるようになる
- すでにいる場所から離れようとする
なぜなら、ネズミは賢い生き物で、2週間程度で香りに慣れてしまうからです。
そのため、香りの種類を変えたり、他の対策と組み合わせたりする工夫が必要になってきます。
毎日の噴射で「効果持続時間」が4〜6時間に!
ファブリーズの効果持続時間は4〜6時間です。朝と夜の2回の噴射で、1日の大半をカバーできます。
「いつ噴射すれば良いのかしら?」という疑問にお答えしましょう。
ネズミは主に夜行性なので、夕方の噴射がとても大切です。
具体的な時間帯としては、日が暮れる1〜2時間前がおすすめ。
噴射量は、壁や床にぽたぽたと水滴が少し見える程度が目安です。
そうすると効果が長持ちするんです。
効果の持続時間は、環境によって変わることもあります。
- 気温が25度以上:3時間程度に短縮
- 気温が15度以下:8時間以上持続
- 湿度70パーセント以上:2〜3時間に短縮
天井裏への直接噴射は「逆効果」でNG!
ファブリーズの噴射場所を間違えると、思わぬ事態を招くことがあります。特に天井裏への直接噴射は要注意です。
「天井裏からガサガサ音がするから、ここに噴射すれば効果があるはず」と考えがちですが、これは大きな間違い。
むしろ逆効果になってしまうんです。
なぜなら、天井裏に直接噴射すると次のような問題が起きます。
- ネズミが慌てて予期せぬ方向に移動する
- 建材に染み込んで湿気の原因になる
- 電気配線に悪影響を及ぼす可能性がある
- 天井裏の断熱材が水分を含んで劣化する
天井裏のネズミ対策は、天井裏への直接噴射ではなく、侵入経路となる壁際や配管周りに噴射するのが正解なんです。
噴射のタイミングと場所で効果が変わる
- 夕方の噴射で「夜間の侵入」を防止!
- 玄関と台所は「重点的に」噴射が必要!
- 換気扇周りは「30センチ離して」噴射!
夕方の噴射で「夜間の侵入」を防止!
夕方の噴射が最も効果的です。ネズミは日が沈む頃から活動を始めるため、この時間帯の対策が重要なんです。
- 日没1時間前が最適な噴射タイミング
- 活動開始前の予防で侵入をしっかり防止
- 夜間の香りの持続時間が通常の1.5倍に向上
ネズミが活発になる前に噴射しておけば、夜通し効果が持続。
朝方まで家を守ってくれるというわけです。
玄関と台所は「重点的に」噴射が必要!
玄関と台所は特に入念な噴射が必要な場所です。食べ物の匂いに誘われやすい場所だからです。
- 玄関は靴の匂いに紛れて侵入しやすい場所
- 台所は食べ物の残り香が漂う危険地帯
- 両方とも2時間おきの噴射がおすすめ
- 壁際に沿って帯状に噴射すると効果的
食事の匂いが残っているため、ネズミが寄ってきやすくなっちゃうんです。
換気扇周りは「30センチ離して」噴射!
換気扇周りの噴射には正しい距離が重要です。近すぎると逆効果になってしまいます。
- 30センチの距離を保って噴射
- 換気扇の周囲を円を描くように噴射
- 換気扇の風量を弱にしてから実施
- モーター部分は避けて噴射するのが鉄則
ただし、30分後には必ず換気をして、室内の空気を入れ替えることが大切です。
香りの種類で効果に差が出る
- ハーブ系vs柑橘系!最強の香りはどっち?
- 無香料vs香り付き!忌避効果の差は2倍!
- 1種類vs複数種類!組み合わせで効果1.5倍!
ハーブ系vs柑橘系!最強の香りはどっち?
ネズミを追い払う効果が最も高いのは、ハーブ系の香りです。「あの香りは嫌だわ〜」とネズミも頭を振るほどの強い忌避効果があります。
ハーブ系の香りは、ネズミの鼻を刺激する成分をたっぷり含んでいるんです。
特に次の3種類の香りが効果的です。
- すっきりとしたローズマリーの香り
- 爽やかなペパーミントの香り
- 清涼感のあるラベンダーの香り
「この場所には近づきたくないな」とネズミが感じる程度の効果があり、特にみかんやゆずの香りが効果的です。
でも気を付けたいのが香りの強さ。
強すぎると今度は人間が「くらくら」してしまうことも。
適度な量を守って使うのがポイントです。
部屋の広さに合わせて、4畳なら2回、6畳なら3回程度の噴射で十分な効果が得られます。
ちなみに花の香りは、残念ながらあまり効果がありません。
「この程度なら平気かな」とネズミが慣れてしまうことが多いのです。
無香料vs香り付き!忌避効果の差は2倍!
消臭だけを目的とした無香料タイプと比べると、香り付きタイプは忌避効果が2倍以上もあることがわかっています。特に強めの香りタイプは、ネズミの鼻を「むずむず」させる効果抜群です。
無香料タイプは消臭効果は十分にありますが、ネズミを追い払う力は弱めです。
これは香り成分による刺激がないため、「別に気にならないや」とネズミが通り過ぎてしまうからなんです。
香り付きタイプの効果が高い理由は3つあります。
- 鼻への刺激が強いため、ネズミが近づきにくい
- 空間への広がりが良好で、効果範囲が広い
- 持続時間が長めで、6時間程度効果が続く
強すぎる香りは逆効果で、ネズミが別の侵入経路を探してしまう可能性があります。
1種類vs複数種類!組み合わせで効果1.5倍!
異なる香りを組み合わせると、なんと忌避効果が1.5倍にアップします。これは「どの方向に逃げても香りが違う」とネズミが困惑するためです。
特に効果的な組み合わせはこちらです。
- ハーブ系と柑橘系の交互使用
- 場所ごとに香りを変える方法
- 時間帯で香りを切り替える工夫
また朝と夜で香りを変えると、「この場所は安全じゃないぞ」とネズミが警戒する効果も。
ただし、3種類以上の香りを同時に使うのは逆効果です。
人間にとっても「むわっ」とする不快な空間になってしまいますし、ネズミも混乱して予期せぬ行動を取る可能性があります。
2種類までの組み合わせで、効果的に使うのがおすすめです。
ファブリーズを活用した5つの効果的な使用法
- 古いタオルに染み込ませて玄関マットの下へ!
- 換気扇フィルターに吹きかけて設置!
- 新聞紙を使って壁際の隙間に詰め込み!
- カーテンの裾に軽く吹きかけて窓際対策!
- 掃除機をかける前に床に噴射して効果倍増!
古いタオルに染み込ませて玄関マットの下へ!
使い古しのタオルとファブリーズを活用すれば、玄関からのネズミ侵入を最長12時間防ぐことができます。古いタオルに染み込ませる方法は、布地が香りをしっかり保持するため、噴射だけの2倍の持続時間が期待できるんです。
「玄関からネズミが入ってくるかも…」という不安を抱えている方におすすめの対策方法です。
具体的な手順を見ていきましょう。
- 清潔な古タオルを用意し、四つ折りにたたむ
- 表面全体にふんわりと20回程度噴射する
- 玄関マットをめくり、タオルを敷く
- マットを元に戻し、端を軽く押さえる
「まだ香りが残ってるから大丈夫」と思っても、効果は徐々に弱まっていきます。
そのため、週に1回は新しいタオルに取り替えることをおすすめします。
「じょうずな使い方のコツ」を伝授しましょう。
玄関マットの下に敷く前に、タオルを密閉袋に入れて30分ほど置いておくと、香りがタオル全体にしっかりしみ込んで、より長持ちするようになります。
換気扇フィルターに吹きかけて設置!
換気扇フィルターへの噴射で、台所からのネズミ侵入を効果的に防止できます。フィルターの網目に香りが染み込むため、通常の噴射より効果が長く続くんです。
ただし、やり方を間違えると逆効果になってしまうので、正しい手順で行うことが重要です。
具体的な使い方はこうです。
- 換気扇のスイッチを切り、15分ほど待つ
- フィルターを外し、裏表両面に5回ずつ噴射
- 5分ほど乾かしてから取り付け直す
- 30分後から換気扇を使用開始
「たくさん吹きかければ効果が上がる」と考えがちですが、それは大きな間違い。
フィルターが濡れすぎると目詰まりの原因となり、換気扇の性能が低下してしまいます。
また、使用期間は2週間を目安に。
それ以上使い続けると、目詰まりによって換気扇の動作音が大きくなったり、効きが悪くなったりする可能性があるので注意が必要です。
新聞紙を使って壁際の隙間に詰め込み!
新聞紙にファブリーズを染み込ませることで、壁際の小さな隙間からのネズミ侵入を手軽に防ぐことができます。新聞紙は折り方を工夫すれば、どんな形の隙間にもぴったりと収まるんです。
「壁と床の間にすき間があって心配」という方に、特におすすめの方法です。
具体的な手順をご紹介します。
- 新聞紙を5センチ幅の細長い形に切る
- 切った紙を斜めに折って厚みを出す
- 両面に3回ずつ噴射する
- 隙間の奥までしっかり押し込む
湿気を吸いやすい性質があるため、2週間に1回は新しい新聞紙に取り替えることをおすすめします。
「こんな使い方もあります」というアイデアをお伝えしましょう。
新聞紙を丸めて筒状にし、両端を折り曲げてから噴射すれば、配管周りの大きめの隙間にもぴったり。
ただし、火気のある場所での使用は避けましょう。
カーテンの裾に軽く吹きかけて窓際対策!
カーテンの裾にファブリーズを使えば、窓際からのネズミ侵入を優しく防ぐことができます。風で揺れるカーテンが香りを部屋中に広げてくれるため、一度の噴射で広範囲の効果が期待できるんです。
「窓からネズミが入ってきそうで不安」という方に、ぴったりの対策方法です。
使い方のポイントを見てみましょう。
- カーテンの裾から10センチの高さに噴射
- 両端から30センチごとに1回ずつ吹きかける
- カーテンを軽く揺らして香りを広げる
- 窓を5分間開けて換気を行う
「たっぷり吹きかければ効果が上がる」と考えがちですが、布地によっては染みや変色の原因になることも。
まずは目立たない部分で試してから使用しましょう。
夕方の使用がおすすめです。
日が暮れてからネズミが活動を始めるため、その前に対策しておくと効果的なんです。
掃除機をかける前に床に噴射して効果倍増!
掃除機がけの前にファブリーズを床に噴射することで、清掃効果と忌避効果を同時に得られます。床に染み込んだ香りが長時間持続するため、通常の使用方法より効果が長く続くんです。
「お掃除のついでにネズミ対策もしたい」という方におすすめの方法です。
実践的な手順を確認しましょう。
- 掃除機がけの15分前に床全体に噴射
- 1畳あたり4回を目安に吹きかける
- 窓を開けて換気を5分間行う
- 床が乾いてから掃除機をかける
「とにかく全体に吹きかければいい」という考えは禁物。
壁際に沿って重点的に噴射することで、ネズミの通り道を効果的に防げます。
「床材別の使用量の目安」も覚えておきましょう。
畳は1畳あたり4回、フローリングは3回、カーペットは6回が適量です。
ただし、フローリングが濡れて滑りやすくなるので、床が乾くまでは歩き回らないように注意が必要です。
ファブリーズ使用時の重要な注意点
- 食品や調理器具への直接噴射は危険!
- 電化製品は「漏電防止」で30センチ以上離す!
- 子供やペットへの「配慮」を忘れずに!
食品や調理器具への直接噴射は危険!
食品や調理器具への直接噴射は絶対に避けましょう。「これくらいなら大丈夫かな?」という考えは危険です。
ネズミ対策とはいえ、台所での使用には細心の注意が必要です。
食品や調理器具から最低でも50センチ以上離して噴射するようにしましょう。
万が一、食品や調理器具に付着してしまった場合は、すぐに水で十分に洗い流してください。
- 調理台の近くで使用する場合は、食品を密閉容器に入れて保管
- まな板や包丁などの調理器具は引き出しにしまってから噴射
- 食器棚や冷蔵庫の中には噴射しない
- 換気扇から噴霧が食品に降りかからないよう注意
電化製品は「漏電防止」で30センチ以上離す!
電化製品への直接噴射は思わぬ事故のもと。漏電や故障を防ぐため、必ず30センチ以上の距離を取りましょう。
「配線の隙間からネズミが入ってくるんです」という場合でも、むやみに噴射してはいけません。
特に気をつけたい場所は配電盤周りとコンセント付近。
「ジジッ」という異音がしたら要注意です。
- コンセントのまわりは乾いた布で拭くだけにする
- 配電盤付近は専門家に相談が必要
- パソコンや家電製品の裏側も直接噴射は避ける
- 配線カバーの中には絶対に噴射しない
子供やペットへの「配慮」を忘れずに!
小さな子供やペットがいる家庭では使用量を控えめにしましょう。子供の手の届く場所への噴射は避け、誤飲事故を防ぎます。
「うちの子が触りそうで心配」という場合は、就寝中の使用がおすすめ。
ただし、換気は必ず行うようにしましょう。
噴射から30分後に5分程度の換気で、室内の空気を入れ替えます。
- 子供部屋での使用は必要最小限に抑える
- ペットのいる部屋は窓を開けて換気する
- 誤飲防止のため床から50センチ以上の高さに置く
- 子供の遊び場には直接噴射しない